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前向きな心と繋がりを南相馬の地で、百五十年の糀づくり 南相馬市・若松味噌醤油店

1月1日に発生した能登半島地震におかれまして、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。テレビ画面から流れる津波や火災の映像を見るにつけ、被災された皆様の心中を察するにあまりあります。1日も早い復興、まずはインフラの復旧を願うばかりです。

 

東日本大震災の被災者であった私は多くの方の善意に触れて、現在の生活を取り戻せました。2011年の震災当時、私の住んでいる南相馬市は3月11日の大津波被害や、13、14日に発生した原発事故により、7万人だった人口は1万人(一時期)に減少しました。当時の私は、消防団員としての行方不明者捜索活動に従事しながら『夢であってほしい』と何度も思いました。あの日から13年。今では海側にあった瓦礫の山は跡形もなくなり、跡地には漁港が整備されました。その景色からは時間の経過が感じられます。

 

発災してまだ日も経たず、先の事などとても見通せない心情だと思います。ただ、明けない夜はありません。どうか『前向きな心と繋がり』を保ってください。インフラは復旧します。いつの日か瓦礫は片づけられ、必ず新しい建物も建つ日が来ると思います。その日まで助け合って、『前向きな心と繋がり』を保ってください。明るい未来は心と繋がりが保たれてこそです。

 

私は南相馬市で味噌醤油店を営んでおります。東日本大震災は3月11日の被害だけで終わらず、2012年以降は風評被害に苦しめられました。若かったこともあり、良いと思える事は何でも行動に移しました。震災直後の味噌屋は自らの力で歩けなかったと思います。多くの支援を受けて、今の環境があります。今は大変な状況ですが、心を整えて、出来ない事は周囲に相談しながら、少しずつ出来る事から動きはじめましょう。阪神大震災で被災された方に同様のアドバイスをいただきました。繰り返しになりますが、「前向きな心と繋がり」を保ってください。一日も早い能登の復興を心より祈っております。

 

若松味噌醤油店
創業は江戸時代末期。南相馬の地で百五十余年、糀を軸に醤油造りや味噌造りを行ってきました。私達の味噌は大量生産では作り出せない自然の甘みと香りが軸にあります。私達の造る味噌は、「天然醸造法」と「麹蓋製法」にこだわって造っております。四季の寒暖の差を利用して発酵させる「天然醸造法」は、仕込みから一年の時を経て味噌蔵から市場に出荷されます。昔ながらの醸造法で、自然の風味と香りが生きた味噌になることが特徴です。また「麹蓋製法」で造る糀は、米の一粒一粒に麹菌がいきわたるように造ることで、麹の力が強くなり、甘みがとても強い味噌を造ることが出来ます。これらの伝統的な造りを大切にしているため、普通の造りでは出せない味わいの深みと華やかな旨みを出すことができ、若松味噌醤油店ならではの味が出せるのです。伝統を守りつつ、麹を通した新しい提案をして“相馬の文化”を発信する革新的な企業でありたいと考えております。

厳選した国産100%の米と大豆を使用。麹歩合10割のこうじ味噌 中辛

5307 相馬田舎みそ極上800g 500

厳選した国産100%の米と大豆を使用。麹歩合13割のこうじ味噌 中甘

5313 相馬田舎みそ特上800g 700

丹波黒大豆の旨味と米糀の甘みを調和させた香り豊かな味噌です。甘口

5314 丹波黒大豆500g 900

東北地方に伝わる漬物床。床に漬けて数時間から1晩置くだけ。野菜はもちろん、魚の切り身や肉にもご利用ください。

5306 一夜漬けの素・三五八500g 356

伝統の手ごね・手もみで行う糀蓋製法で作られた米糀は独特の自然な甘みがあり、その糀で作る甘酒はお米本来の甘みや深みを引き出したかのような味わいです。つぶつぶしない飲みやすさ

5311 味噌蔵の糀あま酒500ml 756
5312 味噌蔵の糀あま酒900ml 1,080