newsvegeta's VEGETABLE NEWS (2024/11/26)
《248》北風が抜けるものの日だまりあたたか、道の落ち葉に靴が埋もれ、歩むたびカサッゴソッ、風に落ち葉の音色、浮かぶ雲も「あれは太っちょのさつまいも、こっちはほそっちょ」、抜けるよう青ぞらのカンバスに雲たちはゆったり。今は秋?!。黒く霜かけたさつま芋の葉、顔出したさつま芋、救出っ!冬が近づく畑はいかが…。。
《247》日中の暖かさに、夏日が…、真夏日が…と言っている間に、里の木々は、冬の準備?!いちょうやケヤキ・落葉樹などが黄葉をはじめ、錦秋まじかか、春の新緑とともにニッポンの里を彩る…。かつては様々な恵みをもたらして里山に、人の手がはいらなくなり、太陽光のパネルが鈍くひかる…。3.11以降里の恵だった、山菜やきのこ類など、いまだに基準値を上回るセシウムが検出と報道されるなど、なおさら手が入らずとなり、葛に覆われ、さてさて…。
お世話になっています。苺の花が咲き出しました。ミツバチさんたちが元気に飛び回り受粉をしていただいています。
このところお米の価格の正常化。私は米.卵.牛乳は安すぎていたからです。ただし極端な価格上昇の今回の米価は、いささか問題です。
有機関連の栽培をしてきた米との差が縮小しあるいはそれをも超えてしまいました。今まで支えていただき相互依存関係をつくり育ててきた関係上世の中の価格に迎合できません。
適正価格とは設定は難しいですね。
次回はPFASと下水処理肥料と農作物への蓄積について感想を述べさせていただきたいと思いいます。
11/18:茨城・竹村愼一さん
12月からべんり菜、小松菜、京菜、チンゲン菜あります。
11/22:栃木・田島穣さん
やっと柿の紅葉が始まりました。平年比べ、かなり遅いです。
11/19:茨城・中根果樹園・中根 彰さん
カメムシの被害が多く予定難しいです。
11/10:静岡・山田早男さん
野菜異変 - 茨城/常総センター・桜井義男さん
今年の猛暑が野菜の生育にどれだけのダメージを与えたのか、10月、11月の収穫期になって改めて気づかされている。
消費者には手が出ないほどの価格、生産者にとっては生活を脅かすほどの減収になっている。【自然には逆らえない】と受け入れてきた諦めの心もここに至っては【作付けしたくない】に変化している。何を作ってもあの猛暑や長雨ではまともな野菜が収穫できない。
寄せられた情報では長芋が半作、ゴボウが育っていないので出荷を休みたい、復活の見込みはない、ウドの株が貧弱で来年の出荷はできない、そら豆も作付けしないとのこと。高齢化もあり、割に合わない生産では作物を絞り込み面積を減らしてくるのも自然なこと。
多くの農家が出荷目的の生産ではなく自給やお裾分けの小規模生産に移りつつある。
写真の1枚目(既発表)はゴボウや長芋ではない。サツマイモの紅まさりです。
同じ畑の多品種は何の問題もありません。原因は調査中です。
もう1枚はよその人のものです。発芽しないので追い播きした人参ですが、時遅く殆ど発芽しない。発芽しても茎葉の高さは1㎝ぐらいで収穫に至りません。もう11月中旬です。
こういう畑はメンバーの中にも多くあります。
気候の温暖化は病気、害虫の発生を招き、今まで農薬の散布をしないでもできた野菜が農薬なしにはできない場合も出てきました。
カメムシ、コガネムシの幼虫、ハスモンヨトウと限りなしです。
温暖化は産地を変えます。適地が変わります。北海道ではできないとされていたサツマイモの生産が増えています。前年の3倍とか。レンコンとかミカンだって北限が上がりそう。
内地の農業はどうなるのでしょうか?
2024・11・18