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「震災から7年を迎えるにあたって」 福島・三陸水産
2月も上旬に入り、立春を過ぎたとはいえ、一段と厳しい寒さの日々が続いておりますが、ご健勝にお過ごしの事と存じます。常日頃、ベジタ様会員の皆様には、大変お世話になりありがとうございます。皆様からの心温まるご支援の下、まもなく震災から7年の歳月を迎えようとしています。思い起こせば、長年、三陸の新鮮なわかめやのりをはじめ、常磐産の新鮮な魚介類等をお届けしてきた私どもにとって、東日本大震災の大津波と原発事故による避難はあまりにも衝撃的で「もう商売を継続することは不可能ではないか」と半ばあきらめかけていましたが、皆様に支えられて今日までなんとか商売を続けてくることができました。
昨年は「さんま」や「秋鮭」をはじめ、「しらすちりめん」の原料でもある「かたくちいわし」等が、様々な要因から空前の不漁で、三陸水産でも毎年好評の「さんまみりん干し」の製造や、古代の海の天日塩のみで製造する「塩いくら」の製造をやむを得ず、断念せざるを得ないような状況となってしまいました。
そんな中、三陸では現在、「新のり」の摘み取りが最盛期を迎えています。昨年は台風などの影響などもありましたが、色、つやが良く、香り豊かな上質な新のりを無事確保することが出来ました。準備が整い次第、「新のり」としてご案内したいと考えています。三陸産の「新のり」は、「おにぎり」で食べて頂くのが一番おすすめの食べ方です。
一方、まもなく旬を迎えるわかめは、現在、早採りわかめが刈取りされています。早採りわかめは茎までやわらかく、磯のかおりが漂いお味噌汁やおひたしなどで最高におすすめの一品です。三陸のわかめやのりは、震災後、幾度となく厳しい放射能検査を実施し、安全性が確認されていますので安心してお召し上がり頂けます。
また、三陸の漁業者は、わかめ等が自然災害等で全滅した時も、安定した収入が得られるようにと、11月より「ひじき」の養殖に取り組み始めました。ひじきもわかめ同様、自然のままに養殖されるもので、安全上問題はありません。養殖が無事に成功した際には、是非とも皆様に「三陸産ひじき」をご案内したいと思っています。
いわき市では、仲買人が魚の買い付けを容易にできるようになったこともあり、生産者と共に、価格が安い内に新鮮な魚を買い付けて、放射能検査を併用しながら加工品の製造に取り組んでいます。現在ご案内中の真あじや肉もちカレイについては、合算で1ベクレル程度の厳しい放射能検査を実施し、不検出で安全性は確認済みです。
そのような状況ですが私たちは、生産者と共に社員一同力を合わせ、より良き商品作りを通して、ベジタ会員の皆様に「三陸水産の海産物は安心・安全・そして格安」と喜んでいただけるように更に努力して参ります。
平成30年2月 三陸水産有限会社 代表取締役 雨澤 勉
早取りをした、磯の香が漂う、柔らかく美味しいわかめです。さっと塩抜きすると鮮やかな緑色に。塩抜き後、そのままサラダやお味噌汁にもおすすめです。
[1821]早採りわかめ150g 400円
ひな祭り
三月三日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。
女の子が産まれて始めての節句を「初節句」といい、嫁方の親が子供の身代わりとなって災いが降りかからない様に、という思いが込められた雛人形を贈ります。雛人形には、厄除けとなる「桃の花」体から邪気を祓う為の「お白酒」よもぎの香気が邪気を祓うといわれる「草もち」人の心臓をかたどり子供の健康を祈る親の気持ちの現れの「ひし餅」自分のかたわれでなければ絶対に合わないことから、女性の貞節を教えた「蛤〔はまぐり〕」などが供えられます。
また、ひし餅や雛あられに見られる白・青・桃の三色はそれぞれ、雪の大地(白)・木々の芽吹き(青)・生命(桃)を表しており、この三色のお菓子を食すことで自然のエネルギーを授かり、健やかに成長できるという意味があるそうです。健やかで、賢く、優しい女の子になりますように、願いを込めて、お祝いしましょう!
手まり寿司
大人女子も自分にご褒美しちゃおう!まぐろの赤、ほたてやイカの白、いくらのオレンジ、サーモンのピンク。優しい色あいの可愛らしいお寿司をどうぞ!
作り方…①お好みの具を薄めにスライスする。②寿司飯を軽くまるめ、水にぬらして絞ったガーゼ(薄いふきんかラップ)の中心に具をのせて、寿司飯をのせ、ガーゼを中心に集めるように、ぎゅっとしぼり、丸く形を整える。
ちらし寿司
ちらし寿司は、昔ながらのやさしい味。お家によって、具もトッピングもさまざまですね。わが家の味でお祝いしましょう!クックたかくらの人気商品「チラシ寿司の素」もおすすめです。
作り方…①干し椎茸4枚は、水で戻す。②米3カップは、かために炊く。③戻した干し椎茸は、軸を除いて薄切りにする。にんじん1本とこんにゃく1枚は、3~4cm長さのせん切りに、油揚げ2枚は、湯通ししてから、同じ長さの細切りにする。④鍋に、だし汁1カップ 醤油大さじ3 みりん大さじ2 砂糖大さじ1を煮立て、③を入れて煮汁がなくなるまで煮る。⑤れんこん250gは、薄いいちょう切りにし、鍋に、水1/4カップ、砂糖大さじ3、酢大さじ3、塩少々を入れて火にかけ、れんこんに味を含ませる。⑥卵2個は、錦糸卵にする。エコシュリンプむき身は、酒を加えた熱湯で軽くゆでる。⑦ご飯が炊き上がったら、すし酢を混ぜ、④、⑤を混ぜ合わせる。⑧器に盛り、錦糸卵、えびをのせてできあがり。もみ海苔やでんぶをかけてどうぞ。
海老しんじょのおすまし
作り方…①1エビ200gは、下処理し包丁で荒く刻み、ねばりがでるまでたたく。②エビに、卵白1/2個分、生姜汁少々、酒小さじ1/2、塩ひとつまみを加え、よく混ぜる。③鍋にだし汁800cc、酒大さじ2、醤油小さじ2、塩小さじ1/2を沸騰させ、エビしんじょを8等分して、スプーンでぽとりと落とす。ふわっと浮き上がってから少し煮る。④器に入れ、さっと茹でた菜の花を添える
ひな祭りにおすすめアイテム
1533 |
冷凍 ちらし寿司の元(2~3合用)150g | 675← |
0719 |
冷凍 五目寿司の素(2合用)200g | 495円 |
1611 |
冷凍 スモークサーモンスライス80g | 585円 |
1604 |
冷凍 ネギトロすき身(サラダ油使用)200g | 870円 |
1725 |
冷凍 あなごの蒲焼き200g | 1045円 |
1613 |
冷凍 お刺身ベビーホタテ150g | 750円 |
1716 |
冷凍 エコシュリンプSむき身200g | 1155円 |
1714 |
冷凍 エコシュリンプM200g | 1165円 |
2156 |
富士すし酢360ml | 600円 |
1806 |
焼ききざみ海苔20g | 470円 |
本と土、イチゴと家族 栃木・岸 幹朗さん・叡子さん
東京都昭島市生まれの岸さんは、生まれてから青春時代までを横田基地周辺で過ごしました。文学青年だった岸さんは、サラリーマン時代に農業に関する書物に目を通すようになり、有吉佐和子著『複合汚染』をはじめ、専門書まで読むようになったそうです。そんな中で、農業の危険性を感じると同時に、農業のおもしろさにも触れました。農業に強い関心を持った岸さんは、長期休暇を利用しては、栃木県小山市の有機農家へ研修に出向き、そこで、ますます農業にのめり込み、ついには会社を退職。その後、同県壬生町の農
業共同体で、本格的に農業に従事することとなりました。
独立志向の強い岸さんは、農業においても自立を目指しました。全国に土地探しに出かけたものの、やはり、縁があったのは、栃木県のさくら市(旧喜連川町)でした。サラリーマン時代にコツコツ貯めた資金は、あっという間に、土地や住居に消えた三十代後半。
農業の専門誌『現代農業』をバイブルに、トマト、キュウリ、レタス、大根などを有機農業で栽培していたが、当時の年収は200万円程度にしかならなかったため、仕方なく土木工事や山仕事を請け負いながら農業を続
ける日々が5年間も続きました。臨時の仕事で、ハウスなどの設備投資に必要な資金を稼ぐ日々、一通りの設備が整い、農業が専業となったのは、45歳の 時でした。
「農業経営として安定したのは、イチゴとシイタケの生産をはじめてから、少しずつ、生活が楽になりました。長い間、苦しい日々が続きましたが、有機農業に足を踏み入れたら、後戻りできなくなったというのが正直なところです(笑)でも、自分の人生は、いつも背水の陣と考えてるので、決してつらくはありませんでしたよ」と岸さん。
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いちご200g | 450 |
0304 |
いちごダブル200g*2 | 855← |
0305 |
いちご箱200g*4 | 1638← |