芋煮鍋
山形発祥の芋煮会は、文禄〜慶長の時代、最上川舟運の終点であった山形市の西北に位置する中山町で、京の都などから物資を運んできた船頭さんたちが、荷物を取りに来る人達を待つ間の退屈しのぎに、近くの老松に鍋をかけて、船着場の近くの集落から売ってもらった里芋と積み荷の棒タラなどを煮て食べたことがルーツといわれています。
文化・文政時代には、山形県に移り住んでいた近江商人たちが、ニシンと里芋を煮て、紅花取引きの慰労会を行ったとの記録があり、その後、明治に入って街の粋筋たちがこのような楽しみ方を身近な河原へ持ってきたとされます。
牛肉を使うのが一般化するのは、昭和に入ってから。養蚕農家が、繭業者持ちでの芋煮会の際、「どうせなら、贅沢に牛肉を!」と、おごらせたのが、最初だとか。里芋、ごぼう、長ネギ、人参、蓮根と、ポランの根菜たちも、厳しかった夏を越えて、そろそろと出始めました。朝晩、急に冷えてきましたが、熱々の芋煮鍋を囲み、おなかの底から温まって、代謝アップ、風邪やインフルエンザに備えて下さい!
芋煮鍋
■材料(4~5人分)
里いも10個 牛バラスライス300g 人参1~2本 ごぼう1~2本 長ねぎ1~3本 椎茸100g こんにゃく1ヶ だし汁5カップ 醤油大さじ5
■作り方…
①里いもは泥を落として厚めに皮をむき、塩でもんで水洗いしてぬめりを取り、下茹でする。人参は5mm厚さの輪切りにして下茹でする。②ごぼうは泥を落として包丁で皮をこそげ取り、乱切りにして水にさらし、下茹でする。③生椎茸は、食べやすい大きさに切る。④こんにゃくは手でちぎり、下仁田ねぎは2cm長さの小口切りにする。⑤鍋にだし汁を煮立てて醤油で味付け、材料と牛切り落としを加えて、アクを取りながら、弱火で煮込む。柔らかく煮えたら、お好みの薬味で頂く。
0109 |
人参500g | 280円 |
0110 |
人参1kg | 520円 |
0120 |
里芋500g | 290円 |
0121 |
里芋1kg | 560円 |
0124 |
ごぼう300g | 260円 |
0125 |
蓮根500g | 430円 |
0126 |
長ねぎ300g | 230円 |
0168 |
里芋徳用箱5kg | 2584円 |
0202 |
菌床椎茸100g | 290円 |
1925 |
一穂のこんにゃく300g | 230円 |
1926 |
一穂の生芋こんにゃく230g | 200円 |
1927 |
手どりこんにゃく250g | 270円 |
1301 |
短角牛もも・かた・ばら切り落とし130g | 900円 |
1306 |
短角ばら焼肉スライス130g | 1580円 |
1318 |
冷凍 興農牛切り落とし250g | 1100円 |
1319 |
冷凍 徳用興農牛切り落とし400g | 1650円 |
3701 |
野菜の達人田島さんの里芋!自家用、ギフトにもオススメ! 直送里芋 5kg | 2,830(送料込)円 |
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夫唱婦随の漬け込み伝え継がれる発酵の食
日本の食文化を支えてきた陰の主役ともいうべき発酵食品のルーツは平安時代の古より、食物を味噌や醤油、酒に漬けて保存していたことがわかっています。 日本酒、味噌、食酢、漬け物、醤油、焼酎、泡盛など、日本人の食生活に欠かせない発酵食品を作り出す際に用いられる微生物の一種が『糀』。糀には、様々な食品の加工に欠かせない酵素が含まれています。酵素は、糀菌の体内で作られるタンパク質の一種で、でんぷんやタンパク質を分解したりくっつけたりする役割を担っています。これらの栄養素が、旨味やコクの重要な成分になっています。
味噌のルーツは、古代中国に伝わる『醤』であるといわれています。味噌は米・小麦・大豆を使用した穀醤が原型と考えられ、全国それぞれの地域で、原料事情や気候風土、好みに合わせて、日本人の食生活の中で育まれてきました。味噌に漬ける事により素材の味を引き出されるため、調理方法として魚のほか肉・野菜にも向いています。天然の味噌は生きた酵素を含み、消化を助けます。タンパク質、ビタミン、ミネラル等、バランスがよく優れた機能を持つ食品です。
酒粕も漬物を漬けるときに発酵を促す素材として使われるようになりました。酒粕を粕床として使う事により、素材にはない風味を持たせる事が出来ます。酒粕の成分の50%を酵母が占め、脂肪分が少なく、コレステロール「0」の理想の食材です。
そんな古の漬け込み魚を、蔵造りの町並みが残る埼玉の小江戸・川越で、オリジナルの味噌漬け・西京漬け・粕漬けを製造するのが「高尾」さんです。原料の魚は、目利きのご主人自ら市場へ行って吟味します。丁寧に捌いた魚を漬け込むのが奥様。漬け込みの味噌は、本醸造味噌と洗双糖をベースにした自家製。西京味噌には無農薬米の純米酒「五人娘」の粕を、手作業でふやかし、裏ごしして加えます。
「東京出身の私が調合したオリジナル西京味噌ですが、関西のお客様にも大変な好評をいただいたので嬉しいです」と奥様。夫唱婦随の漬け込み魚は、芳醇な味わいです。
『高尾の漬け込み』わが家も、夫婦だけの夕食が多くなり、すっかり魚中心です。なかでも、高尾の漬け込み魚は、週2~3回ペースで、美味しく頂いています。漬け込み魚にあわせる副菜は、自然と、だし巻きや茶わん蒸しなどのあっさり系になりますし、野菜はお浸しや煮びたしになりヘルシーです。味噌漬セットは、お弁当と朝食向けです。銀ダラは、とろけるような食感で絶品!さすがのお味なので、ステーキ級の扱いですが、牛肉ステーキよりは、はるかにリーズナブルですよ(笑) Sさん
高尾の漬け込み
1701 |
冷凍・味噌漬セット(イカ サバ サワラ)80g×3 | 800円 |
1702 |
冷凍・銀だら味噌漬2切 | 1585円 |
1703 |
冷凍・鮭味噌漬2切 | 750← |
1704 |
冷凍・いか味噌漬2切 | 750円 |
1705 |
冷凍・赤魚粕漬2枚 | 550← |
1706 |
冷凍・さば西京漬2切 | 630← |
1707 |
冷凍・メカジキ味噌漬2切 | 920← |
1708 |
冷凍・さわら味噌漬2切 | 700← |
1709 |
冷凍・ほっけ味噌漬200g | 550← |
1710 |
冷凍・サワラ西京漬け2切 | 700← |
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三陸水産 今が旬の美味しさ生サンマを直送!!
大きな群という意味の「沢」と魚を意味する「ま」を結びつけたのが名前の由来といわれるサンマですが、「秋刀魚」の文字の方が、ぴったりですね。今年は、直送企画の登場です。サンマは、水温が摂氏13℃以下の冷たい水を好む魚で、オホーツク海から北海道、三陸、房総沖を回遊しています。秋になって寒流が日本列島の南部まで張り出してくると、この寒流にのって産卵のために、群れをなして南下してきます。八月の中旬、北海道の沖合いにいるころは、まだ脂の乗り具合も悪くやせ細っていますが、九月下旬から十月はじめにかけて三陸沖にさしかかる頃には、エサを十分に食べて太り、脂肪もグンと増えて栄養価も高く、まさに食べ頃のサンマになります。
国内で漁獲されるサンマは、ほぼ棒受網で漁獲されています。これは、サンマが夜間、光に集まる習性を利用したものですが、産卵直前のサンマは、光りに集まらないので、店頭で卵を持ったサンマを見かける機会は、ほとんどないということです。サンマも、母は強し、ということでしょうか??
サンマの鮮度は、目が澄んでいる、口先が黄色いなどがあげられます。また、時々、青いうろこがついていることがありますが、これも新鮮な証です。サンマのうろこは、非常にはがれやすいので、冷凍物についていることは、まずないのだそうです。今年の夏も異常な高温で厳しい日々でしたが、いつのまにか、季節は移りました。秋を知らせるくれる健気な生秋刀魚、お腹と心で目いっぱい、お楽しみ下さい。生サンマの直送は、二週間だけの限定、常備食や保存食を作るもよし、ご近所やお友達との共同購入もオススメです。
5001 |
生さんま直送(15尾前後)2.5kg | 4,505円 |
5002 |
生さんま直送(23尾前後)4kg | 5,250円 |
■秋刀魚つみれ(4人前)
材料…秋刀魚4尾、酒大さじ2 塩小さじ1 卵白2個分 片栗粉小さじ2 生姜大さじ1(すりおろし)玉ねぎ1/4個をみじん切り
作り方…①秋刀魚は、3枚に下ろしてフードプロセッサで、細かくなめらかになるまでたたく。なければ、包丁で、たたいてすり鉢でする。②秋刀魚に、酒、塩、卵白、片栗粉、生姜、玉ねぎを加え混ぜ合わせる。③だし汁に、塩、酒を加えて火にかける。つみれの材料をスプーンですくい、だし汁に入れていく。④つみれに火が通ったら醤油を加え、味を確かめ、調味する。仕上げにねぎの小口切りをのせる。