newsvegeta's VEGETABLE NEWS (2024/08/20)
《233》暦は立秋もすぎ、一足早く秋、聞こえてくる虫の音に、秋?でもまだまだ暑さが続きそう…、田んぼや畑に少なからぬ影響があるよう、米の値上がりなど庶民にはマジきつい!?。パリでは「平和の祭典」開催中、ゲームでいがみ合う中で、イマジン、ゲームでのいがみ合いは収まったとか?!いまだ戦禍続くウクライナやパレスチナにも、そして多く報じられること少ないとは言え、不合理に続く各地の武力紛争の地にも、今「イマジン」を…
《232》観測史上最も暑い7月!!8月に入ってもまだまだ続くのかこの暑さ…熱中症に注意!をとの呼びかけ、グランドでは、部活?クラブ?十分注意しながら運動が続く。運動?野球やサッカーなど人気だが、これも今の時代、おいそれと楽しむことって難しいらしい、いずれも学校の部活か地域クラブ、サークルに入るのが時流、それにはそれなりの費用がかかる。広い地球で、サッカーはボールひとつで子供達が蹴りあい楽しめる、道端で原っぱで、今ニッポンにはボールを蹴りあう原っぱも路地もない、はて!?
さつま芋 9月になってから、1日は?ですが…
蓮根 暑いので試し掘り困難かもしれませんがやってみます…
8/8:茨城/常総センター・桜井義男さん
猛暑で老体の体力が奪われています。ネギ盆明けからと思っていましたが、クズが大半の枝豆が残っていますので、それを終らしてからの出荷になります。
8/5:栃木・島田晴夫さん
衣食住雑感
以前、鈴木宣弘さんの講演を聞いての感想文を書いてみた。彼の意見に賛同することが多かったので著書【世界で最初に飢えるのは日本】を皆に紹介したけれど本を売らんがために【飢える】という衝撃的な言葉を使っていると的ハズレな声もありました。とっくの昔から世界では戦争、自然災害などで飢餓が蔓延している。今も変わりなく、むしろ悪化している。飢えて死ぬ人の多いことか。世界はすでに飢えている。日本だって飢餓に向かっていると感じる。戦争、地震、原発、風水害、噴火は飢餓を呼ぶ。それなのに物価は高いけれど店に食料品が全くない事は無い飽食日本では気にも留められない。
でも、食糧安保が叫ばれる昨今、飢餓への不安を感じている人は増えているように思う。人の歴史は飢えの歴史で人類は腐肉を食べて命を保ってきたとの話も聞いたことがある。
日本が飢えから解放されたのは100年にも満たない。裁判官が餓死した話も聞いたことがある。米よこせの食糧メーデーもあった。戦前にも富山県の主婦たちの抗議から米騒動が起こり、軍隊が鎮圧したことも教科書に載っていた。
太平洋戦争で兵士が銃弾で死ぬより飢えで死んだ方が多いという話もある。
こんなことから、最近は飢饉について調べている。特に江戸時代にあった4大飢饉のすさまじさに寒気がした。特に天明の大飢饉の紹介動画や記録で人が人を食べたという事に声も出ない。
埋葬されたばかりの死体を掘り起こして食べた。人肉の貸借まであった記録は見たくも知りたくもなかった。
多くの動画が配信されているからおぞましいけれど飽食に慣れ切った国民は絶対に見ることをお勧めしたい。
衣食住のうち衣住は何とかなるかもしれないが食だけはどうにもならない。礼節、道徳を失い泥棒、強盗は序の口。食の強奪で戦争も起こりかねない。
気候変動で家畜のエサを失い飢えた遊牧民が農村を侵略した例は限りない。
体制は違っても国民を飢えさせる指導者は犯罪者に等しく、己の私腹を肥やし、利権を求める政治家はそれに準じる。こういう人たちは食糧を生産する農家もそれを配る流通業も大切にしていない。減反させたり、TPPを促進させたりしてきた。
飢饉の歴史を知ること、農家の歴史を知ることの大切さを感じた。飢饉の動画を見るたびにわずかな反省を感じる。体験したわけではない飢餓への恐れ、その反省が実感としてわかないから再び忘れるかもしれない。
ただ、大食い、食品ロス、子ども食堂、貧困の言葉に敏感になったことは否めない。2024・8・4 桜井義男